ここのところ、なんだかみぞおちのあたりが痛いと言っていたパピィ。「毎日痛い痛いって言ってないで、さっさと病院行ってきなさーい！」と発破をかけ続け、ようやく今日行って来ました。

　結果は、十二指腸潰瘍と胃炎・・・。運良く今日のうちに胃カメラをやっていただけたので、すぐに結果が分かったそうです。

　原因はまずは「ストレス」ですって。パピィは、税理士事務所に勤めながら、税理士資格の試験勉強をしています。毎年8月が試験なので、この時期は特に過酷なんですよね。お金が絡む仕事だし、それだけでも精神的にきついことはあるだろうに、勉強との両立は、やっぱり大変ですよね・・・。娘が生まれたことで、プレッシャーもあったのかもしれません。ごめんね、パピィ・・・。

　でも、マミィもパピィも、基本的にあまり「ストレス」を感じない性格なんです。よくありがちな「明日も仕事かぁ〜」とか、「かったるいなぁ〜」とか、そういう愚痴はまず吐かない。今の現状が嫌なら、自分で行動を起こして変えればいい！という気持ちがすごく大きいんです。そのせいか「前向き夫婦だよねー」と言われることも多いのですが、意外と口にしないだけで・・・というか、本人の感じない所で、「ストレス」と言うものは、知らず知らずのうちにたまっているのかもしれないですね・・・。

　「マミィのプロフィール」でもちらっとお話していますが、昔のマミィもそうでした。自分では楽しいと思い込んでいた状況が、実は無理しているんだ、と気付いた時には、体はもうボロボロでしたもの。マミィはそれからは、自分のペースで・・・いや、自分で大丈夫だと思っているよりも緩いペースを心がけるようにして、「頑張り過ぎないように」頑張ることにしているんです・・・。

　さて、話をパピィに戻します。「ストレス」の他に、「ピロリ菌」が原因と言われたそうです。ピロリ菌・・・？何ソレ？

　どうやらピロリ菌というのは、胃の粘膜に生息している細菌のことらしいです。胃には強い酸（＝胃酸）があるため、通常の菌は生息出来ないのですが、このピロリ菌は、「ウレアーゼ」という酵素を持っていて、それによってピロリ菌の周辺をアルカリ性の環境にすることができるので、胃酸を中和しながら身を守っているそうです。

　このピロリ菌の感染率は、衛生環境と関係していると考えられていて、上下水道が十分普及していなかった世代の人で高い感染率になっているそうです。日本で行われた調査によると、なんと40歳以上では約80％の人がピロリ菌に感染しているとか！！

　ん？40歳以上・・・？パピィ、一体いくつなのよ・・・。

　ちなみにピロリ菌感染を予防する方法は、よく分かっていないんですって。ただ、この感染率も、子供の頃の衛生環境が感染に影響したとされていて、衛生環境が整った現代では、感染率は低下しているので、あまり神経質になる必要はないそうです。パピィはお世辞にも、「キレイ好き」な方じゃないし、男性だから小さい頃なんて余計にひどかったのかも・・・。

　ピロリ菌に感染すると、胃に炎症を起こすことが確認されているそうですが、それもほとんどの人は自覚症状はなく、健康に暮らしているそうです。ただ、やはり胃や十二指腸潰瘍の患者さんは、その90％もが、ピロリ菌に感染しているのだとか。薬の服用によるピロリ菌退治の治療をすることで、潰瘍の再発や、抑制が出来るそうなので、それほど心配はいらないようですが。

　まあ、ピロリ菌はともかくとして・・・。薬で治るのはいいけれど、たとえ治療法があったとしても、一番大切なのは、なるべくなら病気にならないですむようにすることだと、マミィは思うんですよね。
　　　
　現代の死亡原因の上位3位を占めるのは「ガン」「心疾患」「脳血管疾患」・・・いわゆる三大成人病と呼ばれているものです。50年ほど前の第1位は「結核」でしたが、現代では治療法が発明され、「結核」で亡くなる人はほとんどいないとされています。

　「じゃあ、数十年経てばガンの治療法だって見つかるかもしれないじゃない」と思われるでしょうか？その通りです。「ガン」の治療法は見つかるかもしれない。でも、「ガンにならないための生活習慣」は自分自身で作らなければならないのです。
　
　自分の体は自分で守らなくてはいけない。自分の家族は自分が守らなければいけない。健康でなくては、何も出来ない。病気になってしまえば、体は蝕まれ、治療にお金もかかり、周りの家族も悲しませる・・・そうなってからでは遅いんですよね・・・。
　

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